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世界一の魔性を秘めたベルギービールは悪魔を冠する。「Duvel(デュベル)」

Duvelとは「悪魔」を意味し、英語では「Devil」にあたる。

そんな恐ろしい名前のビールがベルギーには、ある。

悪魔のように恐怖すべき味なのだろうか? 今回はそこのところを探ってみたい。

 

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こちらが悪魔こと「Duvel(デュベル)」

見た目としてはあまり悪魔感はないけれど、しいて言えば、ロゴの赤い文字が悪魔の尻尾のよう。

その悪魔のような(?)ロゴの上には「ANNO 1871」とある。これは「SINCE 1871」と同じ意味で、つまり「1871年〜」ということ。

デュベルは1871年からあるのだろうか? だとすると、考えられないぐらい昔からあることになる。日本で言えば明治の初期も初期からこのビールがあったことになる。

調べてみると、デュベル自体が1871年からあったわけでなく、醸造所が建ったのが1871年とのこと。

醸造所を設立したのは、ヤン・レオナルド・モルトガット夫妻。当時からエールビールを作っていて、数ある醸造所の中でも人気の醸造所だった。

その後、第一次世界大戦を経てベルギーとイギリスが接近したことをキッカケに、創業者の息子であるアルベールがイギリスに渡り、スコットランドの酵母を入手した。

アルベールがスコットランドへ行ったのが1918年。この同じ年に、朝ドラ「まっさん」のモデルになったニッカウィスキーの竹鶴政孝もスコットランドへ渡り、ウィスキー作りを学んでいるけれど、それほど大きな土地ではないから、二人がどこかで出会っていてもおかしくない。

同じ年に同じ土地へ渡って酒造りを学んだ二人が、後に世界的なお酒を作ったというところに、何か運命的なものを感じる。人生だ。

ベルギーに戻ったアルベールは、持ち帰ったスコットランドの酵母を使い、兄弟のヴィクトールと英国式のエールビールを作るために研鑽を重ね、1923年に「ヴィクトリーエール」を完成させる。

このビールを試飲会で飲んだ靴屋の主人がビールのアロマに感激し、「このビールはまさに悪魔だ」と言ったことから、デュベル=悪魔と名付けられた。

 

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デュベルはゴールデンエールにカテゴライズされるビールで、見てのとおりとても綺麗な黄金色をしたビール。

辛すぎる料理は苦手でも、ピリ辛のほどよい辛さの料理なら食べれる人は多いと思う。

このデュベルも、ピリッとくるバランスのいい苦さだから万人にオススメできる。

まろやかさとピリ苦さがデュベルの持ち味で、香りの良さも相まってドンドン飲めてしまう。

しかし気を付けたいのが、このデュベルのアルコール度数が8.5%だということ。

日本酒のように、気づいたらヘベレケなんてことになりそう。そういう所もこのビールが悪魔と呼ばれている所以なのだろう……。

 

 

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デュベル公式サイト

Duvel | Duvel

 

 

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